やるよ〜:
_ 謹賀新年
昨年の仕事納めのあとの宴会で、任天堂DS「脳を鍛える〜」をさわらせてもらい、すっかりはまる。酔った勢いで(自分は呑んでいないが)数人で買うことを申し合わせたというところまでが導入部。で、年あける前に買ってこっちでごろごろゲームしながら正月の間遊んでいるつもりだったのだけれども、いろいろあって結局買えなかったというのが2006/1/3午後7時までの私。
「今買わなければ一生買わないかも知れない、今買おう!」と思い立ち(大体そんなような理由で読まない論文を印刷して机の上にためているのだけれども「これを印刷しておかないと二度と巡り会えないかも知れない」とか)、今年一番の重装備をして一路最寄りのヤマダ電機へ。最寄りといっても府中を超えてここはもはや国立ではないかというところにあるので片道10km弱の旅。この時期の原付にはちょっとした試練であるということについては特に異存ないと思われる。途中府中のPCDEPに寄り任天堂DSの本体を扱っていることと各色について注文用の札が刺さっているということを確認。ヤマダ電機にあればいいが無ければソフトだけでも購入し本体は帰りに買うことにする。途中何度か迷いながらも何とかヤマダ電機にたどり着く。
はやる気持ちを抑える余裕もなく、小走りをしながらゲームコーナーへ突入、そして討ち死。本体全くなし。ないとなればますます欲しくなるというもの。店舗内をうろうろし、「脳を鍛える〜」と「もっと脳を鍛える〜」のセットを発見。ほぼ定価とはいえPCDEPにて本体を購入することにすればとりあえず遊べるじゃないかと自分を納得させソフトを接収の後、またもや小走りで原付に戻り今来た道を引き返した。
誘蛾灯に誘われる蛾のように安いヤマダ電機に向かって涙をのんだヤツがいっぱい居るに違いない。「定価(1万5000円)でも買うことの出来る大人の力を今こそ見せてくれるわ!」とヘルメットの中でつぶやきながらPCDEP府中店へ駆け込む。「これください!」とは雰囲気的に言えなかったので、とりあえず持って行けば在庫を確認してくれるはずの札を取り上げたところで違和感に包まれる。札が赤い。PSPの札は青いのに任天堂DSの札だけ赤い!ほかの製品もみんな青い札なのに任天堂DSだけ赤じゃないか!よくよく読めばどうやら赤い札になっているときは「取り寄せ」、青い札ならば在庫があるはずなので「在庫確認します」ということだったらしい。やられた、ソフトだけ買ってしまった、本体取り寄せじゃないか。店員さんに聞き、確かに在庫のないことを確認の後、最寄りの店舗にも本体の在庫がないことを確認して軽く涙ぐむ。
「もはやこれまでか」、足取り重く引き返しお店の外でPCDEPの看板を見上げて居たときに天啓が振ってくる。「(国領の)TSUTAYAでXBOX360売っていたよ」。天啓キター!!360で夢いっぱいバラ色の生活ということではなく、ゲーム機扱っているということは、任天堂DSも扱っているだろう、それに普通は電気屋で買うものでまさかTSUTAYAでゲーム機本体を買うとは考えないだろう、きっと売れ残っているに違いない。そう思ったら居ても立っても居られない僕であり私であり拙者であり我が輩でありであり朕であったわけだ。さらに4kmほどの旅延長を全会一致で決定しTSUTAYAを目指すことに。
道中ずっと無かったらどうしようとか考えていたから、着いた頃には身も心もすっかり冷え冷え。もらいたてのお年玉を握ったまま買い物にきた小学生のような振る舞いをしてはいけないと、努めて平静を装いながら軽く本を眺めて一息おいてから本丸であるゲームコーナーに斬り込む。さっきまで冷たかった手がじっと汗ばむ。しかし、、、なっなっなっ、無いじゃないか!ソフトは売っているけどハードは無い。PSPはあるけど任天堂DSは無い。XBOX360はあるけど任天堂DSは無い。ムンクが自身の精神状態をカンバスに描き下した「叫び」がこれほど多くの人を魅了し続けるのは、きっと多くの人がそれぞれの人生のなかで「叫び」の中で表現された恐怖悲しみ恐れ畏れを感じたことがあるからであろう。そして、4480円で二本のソフトをすでに買ってしまった自分が未だ本体を手に入れることが出来ず、そして最後のよりどころにも見捨てられてしまったと知ったときのその心象風景もまさに「叫び」だったのではないだろうか。などと、適当なことを並べて評論家みなことを考え、これはさすがにボツだな、と納得したところで「よくやった、がんばった、感動した」などとねぎらいの言葉を自分に投げかけて帰路につくことを満場一致で決定する。
多くの戦友を失い、心折れ、血まみれの手にはあるじ(本体)を持たぬゲームソフトが二本。正視に耐えない惨めな姿をさらしながらゲームコーナーから戦略的転進をしている最中、自分は不思議な体験をしたのです。疲れた体をかばいながら一歩一歩後方基地へと転進していた自分は、ふとレジの上に視線を彷徨わせたのです。ええ、自分が確固たる意志を持って見たのではなかったと思います。そうです、幾多の屍を乗り越えてきた自分にはその資格はないのかも知れませんが、ひょっとしたら最後にちょっとだけ、神様か仏様か消えていった戦友の魂だったのか解りませんけど、自分に希望を与えてくださったんだと思います。もしそれが無ければどうだったか、ですって?もしもの話は好きではないのですが、きっと自分は自分を見失い、独り命令を無視して敵陣奥地にこの身を投げ込んだのではないでしょうか。
一通りインタビュー調の妄想を軽くこなしてレジに飛び込む。「任天堂DSは有ったんだ、本当にあったんだ!」。別にお父さんが任天堂DSを買いに行ったまま二度と帰ってこなくなったとかそういうあまり人に言いたくないエピソードは僕にはない。言い直し。「任天堂DSをください!」今度は言えた!一人で出来た!!外箱はずいぶん前に買った電子辞書の箱と同じぐらいで、その凛々しく儚い姿に寒空の下2時間も費やしたことが走馬燈のようによみがえり鼻水をすする。保証書に判子をぽんと押してもらい、お支払いをすませて無事購入。うれしい。ここでニューミッションが与えられる。すなわち、ドラゴンクエストを発売日に買ってカツアゲされた子供たちの轍を踏まないように、慎重に慎重を期し帰路につくということである。大体悪いことは最後に起きるんだ。いままではいっつもそうだった。きっとこれからもそうに違いない。おまえは何だ、僕の人生にたち塞がる壁か?買ったら買ったで今度は疑心暗鬼になりながらも、結局「HERE COMES A NEW CHALLENGER!」(カツアゲ)となることもなく無事帰宅。
こうして、今、僕の手には銀色に輝く任天堂DSがある。二つ買ったソフトは、今は一つしかないけど、とっても楽しい。改めて任天堂のゲーム会社としてのレベルの高さと大人気ソフトが大人気である理由を確認でき、久々に満足出来るお買い物でした。
ついにハローの粒子数を増やすと良い感じに。。。もうちょっと調整したらガスを入れてみよう。
ディスクのスケール長をちょっと大きめにとると割と良い傾向に。ちょっとってでも二倍とか。逆に言うとバルジを入れるとかハローを重くするとかで対応出来るのかな。
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